鍬の柄が折れた
今シーズンの田んぼの畦皮むきの際に、鍬の柄が折れてしまいました。
あまり知らなかったんですが、鍬は地方ごとに色々な種類があって、うちの地域は魚沼鍬というのがメジャーのようです。
柄の部分も鍬によって取り付け方が違いますが、魚沼鍬の場合は、鍬の金属部分を柄が挟み込み、二箇所釘留めして、さらに2箇所かつらで留める方法になってます。
魚沼鍬の柄のお値段
近くのコメリだと、3000円弱で、ちょっと高いなと思ってました。
農協に行った時見てみたら、値札貼ってなかったですが、聞いてみたらなんと1400円弱。
速攻で買いました。
鍬の柄 交換作業
柄の取り外し
元々ついていた、折れた鍬のかつらの部分をハンマーで叩いて外して、あとは、二箇所釘やビスで止まってたところを外しました。
かつらが錆びてて、なかなか外れなかったです。
鍬の金属部の塗装
次に柄の交換するのは、だいぶ先でしょう。
錆びていた金属部分をグラインダーでペーパーかけてから、シャーシブラックで塗装しておきました。
柄の取り付け
買ってきた柄には、取付用の穴が空いていません。
現物の鍬を乗せて、穴の位置をマーキングして、ボール盤で3mmの穴を開けました。
柄にかつら2個を先に通しておいて、柄の隙間部分に、鍬をはめていきます。
穴の位置がピッタリあうところがわかるようにテープで印しておいたところまで、はめ込んだ後、LEDライトで下から照らして、鍬の穴と柄の穴が合うところを見つけます。
穴があったら、釘でもいいですが、コードスレッドの30mmが穴のサイズにも長さもちょうど良かったので、それで留めました。
ビス止めした後は、かつらをハンマーとタガネで叩いて、はめていきます。
どこまでかつらを送っていいのかわからないですが、ビスの上を通過して、端から数センチのところで良しとしました。2つのかつらもビスを通り過ぎたところまで送りましたが、1回前のかつらが通過しているので少しゆるいと思い、かつら自体をハンマーで叩いて圧着させました。
こんな感じに仕上がりました。
柄を交換すると、鍬全体が新しくなった感じがしますね。
ピンクのマーカーで名前書いて、作業終了としました。
農具が新しくなると、使いたくなりますね。
今日は雨なので、晴れたら耕してみます。
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