3Dプリンター ノズル&ホットエンド交換

調子が悪い

最近、3Dプリントする時に、1層目が剥がれやすかったり、印刷途中にノズルが詰まる現象が出ていました。

かれこれ5kg以上のフィラメントを印刷してきたので、そろそろかと思いノズル交換することにしました。

エクストルーダー取り外し(確認)

ずいぶん前にエクストルーダーの保護のため(?)の、黒いシリコンカバーが破けたのですが、大丈夫だろうと印刷を続けてきました。
その影響か、エクストルーダー外して見てみたら、印刷失敗したフィラメントが色んなところにくっついていました。

取り外そうと小さいニッパーでやってたら、間違って温度センサー(熱電対)のラインを切ってしまいました。orz

あーあ、ということで、ホットエンドごと交換することにしました。

買ったパーツ(ホットエンド&ノズル)

Amazonで、ノズルまで一式セットになっているホットエンドを買いました。
どうせならということで、バイメタルのスロートチューブのモデルにしてみました。
付属のノズルはタングステンっぽくて、これならカーボン入ったフィラメントもいける?かも。

ホットエンドの取り外し

ホットエンドを留めているのは、1.5mmの六角ボルトです。
片方は、フィラメントが詰まってて、レンチが奥まで入らず回せない、もう片方は、ナメました。orz

うわぁー、まじかーと思い、しょうがないので、横から見えるボルト部分から、ラジオペンチで掴んで回してみました。

びくともしません。w

しょうがないので金鋸で切ることにしました。

金鋸でギコギコしたんですが、ボルトが硬い。
相当時間かかりそうなので、ナメたボルト外しを使いチャレンジ。

一番小さいのを使っても、ボルトが硬くて入っていかない。。orz

鉄用のキリに変えて、ボルトの頭部分を少しほじりました。
それから、再度チャレンジしたら外れました!!

ラジオペンチで回した時に傷が入ってしまいました。(泣)
切り粉を飛ばすのにエアブローしたら、中にあるPTFEらしきチューブが飛び出してきました。
(同じ作業する方は注意です!)

ホットエンドは大丈夫そうでしたが、ノズルは交換時期だった感じです。

エクストルーダーに新しいホットエンド組付け

Amazonから送られてきたのは、丁寧に一つ一つ個別包装されてました。

新旧ノズルを並べてみると、目視で穴の径が違います。
同じ0.4mmのノズルのはずですが、これじゃプリント失敗するのも納得です。

ホットエンドのブロックのネジを外します。

ネジを外すと、ヒーターと熱電対を入れる穴が見えるので入れます。

入れたら、外したネジで留めます。
ヒーター自体は円筒形で固定されないので、固定用のイモネジで仮止めします。

次に、スロートチューブをねじ込みます。
スロートチューブとノズルは、両側からねじ込んでいき、中でぶつかるので、スロートチューブ端からノズル先端までの距離が一定になりますが、外したのと同じぐらい出た位置にして、ノズルを締め込みました。

ホットエンドブロックを固定するネジは、新しいものは短く、ネジの頭の形状が少し大きいものになっていました。

スロートチューブをエクストルーダーに差し込み、平行なるように押させて、ネジで同じくらいのトルクで留めました。
その後、スロートチューブを固定するイモネジを締め付けます。

熱電対のケーブルは柔らかいですが、ヒーターのケーブルがかなり固いです。取り回しに注意しながら、カプラーをはめてから、仮止めしたイモネジを固定します。

シリコンカバーつけて完成です。
すごくきれいになりました。(^o^)

試しプリント

ノズル交換をしたので、ノズルのクリアランス調整をしてから、よくあるうさぎを試しプリントしました。

1層目で剥がれてしまうこともなくプリント出来ました。

その後、気づいたこと

ホットエンドのネジは、熱がかかる部分なのでプレヒートした状態で外すのが正解のようです。
私の場合は、フィラメントがくっついていたので、プレヒートで取れたのかは定かじゃないですが、もし作業する方は、そちらを先に試してください。

それでも外せない場合は、ホットエンド留めているネジを、専用ツールで外すことをおすすめします。

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